私たちプロの映像クリエイターが、あなたやあなたの大切なひとの思い出を、一本の短編映画に編集し、貸切映画館で上映するサービス「OMOIDE MOVIE」を近日開始します。

OMOIDE THEATER

貸切映画館の名は「OMOIDE THEATER」。
1924年に建設され、現在は登録有形文化財にも指定される熊本の歴史建造物 早野ビルの最上階にあります。

OMOIDE MOVIE

前述の通り、OMOIDE MOVIEは、人生で2度と訪れないその瞬間(日常)を映像に記録し、作品として編集し、人生の節目で回想することで大切な時間を蘇らせ、あなたと大切な人との絆を強く・深くすることを目的とした「あなたやあなたの大切な人自身が主人公の短編映画」です。そして、せっかくならそのOMOIDE MOVIEを特別な空間で上映してあげたいと思い作られたのが、貸切映画館「OMOIDE THEATER」です。

感動の実体験から生まれました。

このサービスは、システムエンジニア・プログラマー出身で、現在は動画クリエイターとして活動する私 中川(映gent Ro.man代表)の実体験から生まれました。

医療IT企業でシステムエンジニアとして働いていた私は、責任ある立場も任せていただき、仕事に打ち込んでいました。命にも関わる業務に対し、誇りを感じるとともに、プレッシャーもすごく、自分にとってとてもハードな内容でした。

そんな中、動画制作に関して素人同然の私でしたが、尊敬する祖父が88歳(米寿)を迎える際、祖父の生い立ちと孫たちからのビデオレターを組み合わせた1本の映像をつくりました。
祝いの席で、家族・親戚一同が集まる中、サプライズでその映像を上映したのですが、88年という長い年月を家族で振り返ることはもちろんはじめてで、様々な苦難を乗り越えてきた祖父の人生に、言葉には表現できない美しい感情を抱きました。

そして、私を含め、8名の孫から贈ったビデオレター。そこには、祖父へのお祝いのメッセージ、愛ある言葉で溢れ、祖父をはじめ、家族・親戚皆が涙を流し、忘れられない1日となり、

普段は照れ臭くてなかなか伝えることのできない気持ちも、文章になら、映像でなら、そのような機会があれば、伝えることができるんだなぁと、当たり前かもしれないことに改めて気づいた瞬間でもありました。

それから時は立ち、2年後の夏、私(当時27歳)は役員をつとめていたIT企業を精神的・肉体的な限界を理由に退職。そのままの足で入院中の祖父に会いにいき、これから新しい道を歩むことになったことを報告。実際、何のプランもないフワフワした状態の中、祖父がかけてくれたたった1行の励ましの言葉は今でも心の奥底に大切にしまっています。

そしてこの日を最後に祖父は他界。通夜の前に祖父を思い返そうと、以前つくったお祝いムービーを見たときに、私の人生が変わるほどの感情に陥ったのです。

祖父に贈ったはずの言葉(ビデオレター)、、お祝いの言葉、感謝の気持ちが綴られているだけでなく、自分の夢を祖父に向けて語っていました。

「じいちゃんと一番よく似て、モノづくりが好きだ。」

「じいちゃんと一緒で、人を喜ばせた時に幸せを感じる。」

「じいちゃんを超えられるよう、努力する。」と。

大切な人(祖父)に向けて贈った言葉が、大切な人に向けて作った映像が、時を経て、自分自身に向けたメッセージになっていることに気づき、2年前とは別の意味で涙が溢れ、これから自分が進むべき道が明確に。

「誰かを想い、記録すること」
「その記録を作品にすること」
「大切な人同士で、特別な場所で共有すること」
そして、
「時を経て、回想すること」
の可能性を確信した瞬間となりました。

この感動体験を機に、映像や空間に関する知識・技術を独学で身に付け、
なぜ、自分は人生の分岐点を作れたのかも、徐々に頭と体、心で理解できるように。

実は、人生の節目で感動すると今こそ自分を変える時・成長させる時だと脳は捉え、前向きな変化のシグナルになるそうで、この体験が多ければ、人生は豊かになります。

そのため、私たちは、この体験のきっかけを作り出し、人生の分岐点を作るためのサポートができればと考えております。

記録と発信のバランス

テクノロジーの進化により、あらゆる記録用のカメラ・ツールが開発されている現代において、写真・動画・ブログなどの表現方法で日常を残すことは容易になりました。

その一方、SNSなどの発信ツールの普及により、「誰かにみてもらう」ことを考えすぎて、自分や自分の目の前にいる大切な人だけで共有する思い出の記録というものが、反比例するように少なくなってきているようにも思えます。

カップルでランチに行っても、写すのは目の前の恋人ではなく料理。
友人と旅に出かけても、思いっきり楽しんでいる姿ではなく、どこか他人を気にした写し方・写り方だったりする。

もちろん、発信することは非常に素晴らしい自己表現の一つであり、これからより必要になってきますが、写真や動画には、「①発信が目的のもの」と「②自分のために記録するもの」の2通り存在します。

カップルでランチに行けば、「料理の写真」だけでなく、満面の笑みで食べる恋人の写真も撮ったほうがいいかもしれない。
友人と旅に出れば、「映える写真」だけでなく、無駄にアツイ話を繰り広げたてる瞬間や、馬鹿みたいにはしゃいでる姿を、自分たちのために残しておいてもいいかもしれない。

お酒を飲みながら友人たちと写真を見返すとき、誰かにオモイを馳せるとき、、
そんな時に幸せを感じる写真というものは多分「②」の自分たちのために記録したものです。

そして、その写真や動画を何度も振り返りたくなるように「作品」として残し、永遠の思い出「OMOIDE MOVIE」としてプレゼントする。

せっかくなら、そのOMOIDE MOVIEは、大きな画面・美しい音響、特別な空間の中で、ともに過ごした大切な人同士集まってお披露目してあげたい。そんなオモイがこのサービスの原点となります。

私たちは、あなたの大切な思い出や、大切な人に向けたメッセージを感動作品として届けます。
もし、その作品「OMOIDE MOVIE」をみんなに共有したい場合は、是非共有してください。
そして、私たちがつくるOMOIDE MAPでもシェアさせてください。
そうすれば、あなたの思い出動画に映った人・店・観光スポット・メッセージが、他の誰かが思い出を残すきっかけになり、幸せの連鎖を生みます。

だから、世間の反応も気にせずに、あなたはその瞬間に本気で向き合い、本気で楽しみ、最高の思い出を作ってください。

私たちが全力でサポートします。

まずはお気軽にお問い合わせください^^

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株式会社映gent Ro.man 中川典彌